昨日、9月30日は中秋の名月、すなわちお月見の日です

今年はいつもより遅いですね。
十五夜ともいいます。これは、旧暦の8月15日に月を観賞する行事だからです。
毎年日にちが異なるのは、旧暦が月の満ち欠けで日にちを決めているからです。
また、中秋の名月ともいわれるように、秋の真ん中を指すので、必ずしも満月であるわけではありません。
ちなみに今年は2005年以来6年ぶりに、中秋の名月が満月になります。
十五夜のお供え物は、サトイモ等の芋類。
これは、中秋の名月がサトイモの収穫祭の性格を持つことを示しています。
また、 ススキもお供えされますね。
供えたススキを家の軒に吊るしておくと一年間病気をしない、という言い伝えがあるからです。
そして、 お供えする月見団子の個数は、その年の旧暦の月数というのが一般的で、
平年は12個、閏月のある年は13個お供えします。
ちなみに旧暦9月13日は十三夜といって同じくお月見をします。
台風の影響でどうなるかと思っていましたが、夜には雨もあがり、
きっちり顔をのぞかせてくれていましたね